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今、私たちはジョニーデップさんのオフィスにいます。こんなに変わったオフィスには来たことないですが、それについてはまた後程ご紹介しましょう。一流の俳優であり、ディレクター、プロデューサー、ミュージシャンでもある。最新の映画はラムダイヤリー、10月28日公開予定ですが、ハンターSトンプソンが書いたもの。そのことについても後で話しましょう。
こんなにいろいろやってる人なのに?インタビューされるのは嫌いですか?
う~ん…あんまり得意じゃないですね。今までうまくやれたことがない。
なんで?
分からない。何かキャラクターを演じるならやれるんです。カメラの前だったらたいてい何でも。でも、”僕”そのものとなると…。さらされてる、感じがする。変な感じ。
じゃあ、さらして行きましょうか??
ははっOK
他の人になる、のは好き?
ええ。私は人を観察するのが好きです。俳優として、仕事として必要だことだと思うんですが、人を観察してジャーナリストみたいな見方で。僕はほかの人の気になる部分を取り出してみるのが好きですね。
マーロンブロンドがこういうこと言ったんだけど。自分が有名になっちゃうと、逆に人が自分を見るようになるから、人を見たくても見れなくなるってね。
その通り。人を見れなくなると、観察力ってみるみる衰えるですよ。
なんで、ギターから演技に?
たまたま(笑)
1983年にロスに引越したんです。たまに音楽でいい仕事もあったし、バンドとしても順調だったけど、食べていくとなるとね。もう、ギリギリで。あらゆる仕事に応募しましたよ、ビデオやさんなんかも。ある日、友達のひとりのニコラスケイジが事務所に紹介してやろう、俳優やってみろよ、て言ってくれて。
やりたかった?
全然。事務所で、ちょっと台本読んでみて。そしたら電話で連絡があって最初の仕事をもらったんです。それがエルム街の悪夢。1983,4年。
すぐに、俳優業が好きになった?
いいえ。単にお金のため。ギターをやっていくためのね。だから初めの数本は単なるおふざけみたいなもん。
自分はミュージシャンだと思ったことは?
ないですね。
音楽で食べていくべきだったかも。メインの仕事としてね。でも、音楽に関しては、初恋のような気持ちを持ってて。初めてやった12歳の時から。
今もやるの?
もちろん。しょっちゅう。ずっと。
有名になることに、どうやって対処したの?
今でも、対処中ですよ!まだ対処できてないから。なれませんよね。今まで自分を”有名人”のカテゴリーに入れたことはないんですけど。気持ち悪くて。もし、その有名人状態になれちゃったら、たぶんだめだと思いますね。自分の中に’無名’の部分がないと。
〇〇はサインを渡さなかったって。なぜなら、一度渡すとみんな欲しがるから。マーロンブランドも写真撮られるの嫌がった。君はどう?
撮影会として仕事でやるのは仕方ないですね。バニティーフェア(雑誌中で、写真を撮られるのはレイプされてるみたいな気持ち、と発言したたかれた経緯がある)のときは、(レイプという単語ではなく)”violated”というべきだったと思う。でもその場では、僕の、ボキャブラリーのなさであるほかの単語を使っちゃって、謝りましたけどね。仕事としてやるときは、黙ってやる。でもパパラッチの、集中砲火みたいなやり方はね…。子供や、僕の映画が好きでいてくれる人たちと撮るのはかまわない。でもパパラッチはね…。
あの人たちは撮ったらすぐに出すだろ?その出した写真はさっきのとどこが違うんだい?
一年前のとだって一緒ですよ!
いったいなんなんだろう?
理解できませんよ。なんだろ?まるで何か気持ちの悪いスポーツ?ハンティングとか?
できるだけ避けてるの?
ええ、できるだけね。あの類の雑誌の取材は。僕の子供には僕自身は父親でありたい。パパラッチに追われる芸能人ではなくてね。子供たちもネットやなんかで自分の置かれた状況を理解はしてると思うけど、でもあの手の”攻撃”に彼らを合わせるのはいやだ。
外食するときはどうすんの?
外食、しません(笑)家にいるのが多い。もし外食するとなれば、あらかじめ計画しとかなきゃね。裏口から入って、ぬるぬるするキッチン通って、個室で食べる、とかね。
大変だね
まあ、自分で選んだカードですから、自分はそれでも仕方ない。でも一時たりともそれでいい、と思ったことはない。もちろん成功してる、自分がいかにラッキーで特権階級にあるか、自分と家族とがやっていける、この状況を有難く、ほんとにそう思ってる。でも、たまにはほんと、ノーマルな生活してみたい、て思いますよね。
続きはまた~
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